宇宙兄弟は名台詞の宝庫! 心を動かされた名台詞は?
■はじめに
筆者も学生の頃までは、それなりに漫画を読んでいたものです。しかし社会人になってからは、めっきりと漫画を読む機会が減ってしまいました。さらに、結婚して引越しをする際には、ほとんどの単行本を処分してしまいました。今考えると、ちょっと勿体なかったかも…と思うこともありますが。
さて、漫画にも心を動かされる名台詞や名言が数多く見られます。「宇宙兄弟」は、筆者が最近でも読んでいる数少ない漫画ですが、宇宙兄弟にも数多くの名台詞が登場します。
■心を動かされた名台詞は?
もちろん、作中のシチュエーションと相まって、心を動かされる名台詞になっているわけですが、作品を離れて一つの台詞として受け取ってみても、なかなかの名言だったりします。そんな宇宙兄弟の台詞の中から、筆者が好きな名台詞たちを上げてみました。
グーみたいな奴がいてチョキみたいな奴もいてパーみたいな奴もいる
誰が一番強いか答えを知っている奴はいるか?
主人公のムッタ(南波六太)の台詞です。筆者ももういいおっさんですが、漫画を読みながら、ジンときてしまいました。漫画やドラマでなければ、なかなか声に出して言える台詞ではありませんが、日常でも心得ておくべき局面は多いのではないでしょうか。
一側面の優劣は時に問題ではなく、それぞれ個性を持った個人が、各々の個性を認めあい、力を発揮できる集団が良い集団というわけです。
本気の失敗には価値がある
同じくムッタの台詞です。負け惜しみでなく、本心でこのように思うことができる大人がいたら、とても格好良いですよね。
まず、本気で挑戦した結果であることが大前提です。そして、それが失敗だったことを認めながらも、失敗の中に価値を見いだすとともに、必ず次の挑戦につなげようという意志の強さを感じる台詞です。
一位と最下位との差なんて大したことねーんだよ
ゴールすることとしないことの差に比べりゃ
これまたムッタの台詞ですね。作中ではムッタの発熱というアクシデントがあったわけですが、それでもリタイアせずにゴールした時の台詞でした。
この台詞も、負け惜しみでなく本当に最後までやりきった上でのものだとしたら、やはり格好良いですね。リタイアしてしまった時には得ることができなかった何かを掴むことができたのでしょう。
■さいごに
ひとまず筆者の好きな台詞3つを上げてみましたが、宇宙兄弟には他にも良い名台詞がたくさんあります。漫画の連載も続いているので、これからの展開もまだまだ楽しみですね。