ハンバーガーメニューについて考えたあれこれ
■はじめに
Webサイト、特にスマートフォン向けのサイトでは、今や採用していないところを探すのが難しいぐらい、ハンバーガーメニューは浸透しています。スマホアプリでも、良く見掛けますよね。
しかし、その浸透具合とはうらはらに、実はハンバーガーメニューの評価は高くはないようです。Googleで「ハンバーガーメニュー」で検索してみましょう。そうすると、これでもかというぐらい、ハンバーガーメニューに対して否定的なことが書かれたページが見つかります。
■なぜこれほど不人気なのか
画面サイズが小さいスマートフォンでは、限られたスペースの中に必要な情報と機能を詰め込む必要があります。そのような事情から登場してきたのが、ハンバーガーメニューです。
ハンバーガーメニューのコンパクトなアイコンだけを配置しておいて、それが押された時にだけメニュー項目を展開表示するという手法は、理想的な解決策のように思えます。しかし、実際のところは甚だ不人気のようです。
そもそも「分かりにくい」とこが不人気の一番の要因ですね。確かに、アイコンを押してみないと、何ができるかが分からないですからね。また、アイコンを押すというワンアクションのわずらわしさも、要因の一つです。筆者もこのワンアクションが、どうにも好きになれません。
■結局のところ
結局、三本線のアイコンだと意味不明なので、アイコンのそばに「メニュー」や「MENU」という文字を並記したり、ハンバーガーメニューに加えてグローバルメニュー(ナビゲーション)を併設するサイトが多いのが実情です。このブログでも、上記の両方の手法を取り入れることにしています。
■さいごに
また、この三本線のどこが「ハンバーガー」なのか? というデザイン面に関する悪評も多々ありますし、筆者も同感だったのですが…
最近、1巻から読み返しはじめた「宇宙兄弟」のこのページを見たら、ハンバーガーメニューが少しハンバーガーに見えるようになってきました…。不思議なものです。