Fireタブレットのあまり良くない点も語っておこうと思います
■はじめに
昨年の夏にAmazonのFireタブレットを購入しました。販売されているモデルには、本体ストレージが8GBのものと16GBのものがありますが、筆者が購入したのは8GBの8,980円のモデルです。ちなみに16GBモデルは10,980円なので、2,000円の差があります。
上記は購入してから1ヶ月使った時点で書いた記事です。この記事を書いてから、さらに4ヶ月ほどが経過したわけですが、8,980円という価格を考えると、コストパフォーマンスは抜群に高く、筆者にとっての初めてのタブレットとして、非常に満足していることに変わりはありません。
Fireタブレットは、筆者のように1台目のタブレットをお手頃な価格で入手したいという方には、間違いなくおすすめです。一方で、あまり良くないと感じるところもあります。そこで、実際に使ってみて「良くないと感じる点」について正直に書いてみましたので、購入を検討している方の参考になればと思います。
■良くないと感じる点
では、筆者が実際に使っている中で、良くないと感じる点を列挙していきます。
基本性能が低い
まずもって性能は高くありません。CPUスペックも低いのでしょうが、とにかくアプリを起動するにも、画面を切り換えるにも、モサッとした感覚があります。文字を入力する際も、微妙に反応が遅いのが気になります。
〈補足〉
例えばYouTubeのアプリやAmazonビデオのアプリを起動して、動画の再生を始めてしまえば、前述した動作のもっさり感は全く気になりません。Kindleアプリを起動して電子書籍を読む場合も同様です。動画や電子書籍の閲覧が中心の使い方なら、許容範囲だと思います。
ディスプレイ解像度が低い
ディスプレイのサイズは7インチです。ベゼル(縁の部分)の幅が広いので、本体サイズからすると、ディスプレイサイズは少し物足りない気がします。解像度も1,024 x 600と、あまり高くありません。
〈補足〉
ディスプレイサイズは値段相応なので、仕方ないですね。解像度については、動画の再生なら問題にならないと思います。電子書籍やPDFの小さい文字が、潰れて読みにくい場合があります。
カメラの性能が低い
カメラ性能は低く、申しわけ程度です。期待してはいけません。
〈補足〉
カメラについては、これ以上のコメントはありません。スマートフォンの方がよほど高性能なカメラを搭載しているので、素直にスマートフォンを使うのが良いです。
ストレージ容量が少ない
本体ストレージは8GBか16GBと、容量はかなり少ないです。
〈補足〉
当然ながら、microSDカードの装着が可能です。128GBまでのものが認識できるようなので、本体ストレージの少なさはmicroSDカードで補完しましょう。
通信はWi-hiのみ
SIMでの通信はサポートしておらず、通信の手段はWi-hiのみに限定されています。
〈補足〉
これは、そういうものだということです。動画や電子書籍などのコンテンツは、あらかじめダウンロードしておくということです。どのみち本体性能はイマイチなので、Webサイトの閲覧などはスマートフォンで行うのが良いと思います。
Google Playストアが使えない
FireタブレットではGoogle Playが使えません。アプリのダウンロードは、Amazonアプリストアという、Amazon専用のサイト経由でしかアプリのダウンロードができません。Google Playストアに比べると、アプリの品揃えが少ないのが残念なところです。
〈補足〉
ジツハFireタブレットでもGoogle Playストアを使うことができる方法があります。あくまで自己責任になりますが、こちらの記事をご覧ください。
これで、 FireタブレットでもGoogle Playストアで提供されているアプリをダウンロードすることができるようになります。
■さいごに
いろいろと、Fireタブレットの良くない点を並べてみましたが、用途が動画の再生と電子書籍の閲覧に限られているなら、ほぼ問題はないと思います。とは言え、どいしようか迷って行ってきます方は、参考にしていただければと思います。