スマホで利用するAmazon Prime Musicはなかなか良い感じでした
■はじめに
先々月、Amazonの「Fireタブレット」を購入するとともに、Amazonプライム会員に入会しました。プライム会員は、実は2年ほど前に一度入会したものの退会しており、今回が2回目の会員登録なのでした。今回の会員登録で分かったのは、いつの間にか会員特典が信じられないくらいに充実していたことです。
電子書籍は「Kindleオーナーライブラリ」、動画は「Amazonプライムビデオ」、音楽は「Amazon Prime Music」と、以前には無かったコンテンツ系のサービスが拡充されていました。
■おまけとして考えると充分
Kindleオーナーライブラリも、プライムビデオも、またPrime Musicにしても、利用できるのはAmazonが有料で提供する膨大なコンテンツのうちの一部のコンテンツに限られます。また、他社の単体の有料サービスと比べると、少し物足りない感があるのは否めません。
しかし、「プライム便」や配送料金無料など、元々の配送関連のプライム会員特典のおまけとして、年会費3,900円の範囲でこれらのサービスを享受することができると考えると、凄まじくお得で充分すぎるものだと思います。
■実はPrime Musicはあまり使っていませんでした
Fireタブレットを購入してから、タブレットを使ってKindleオーナーライブラリでは3冊目、プライムビデオもそれなりの本数の映画やテレビ番組を観ました。
しかし、Prime Musicは実はほとんど利用していませんでした。Fireタブレットは電子書籍や動画の観賞には適していますが、どうも音楽を聴く使い方は、あまりフィットしないように感じていたのです。
■スマホアプリをダウンロードしてみた
Fireタブレットでは、あまり活用していなかったPrime Musicでしたが、スマホ用のアプリがあることに気が付きました。今さらではあるのですが…。
筆者はAndroidスマホを利用しているので、さっそくGooglePlayストアからダウンロードしました。アプリは操作方法や使い方に迷うようなところもなく簡便で、かなり良い感じです。
■BGM的に流しておくのが良い感じ
Prime Musicには「プレイリスト」や「ラジオ」というメニューがあり、「80年代のロック」や「家事がはかどるポップス」「爽やかな朝に聴くジャズ」など、カテゴリごとに集められた楽曲のパッケージが数多く準備されています。
あるアーティストのこの曲を、といった狙い撃ちで楽曲を探して聴くよりも、プレイリストやラジオをBGM的に流しておくのが良い感じです。もちろん、気に入った曲をダウンロードして、オフラインで楽しむこともできます。
■さいごに
Kindleの電子書籍も映画も音楽も、プライム会員の特典で利用できる範囲は、ちょうど痒いところに手が「届かない」程度の品揃えのようです。狙ったタイトルが対象になっていないと、残念な想いをしてしまうかもしれません。
筆者のように、とりあえず何があるかな…? といった感じで、面白そうなコンテンツをふらっと楽しむような使い方が適しているように思います。そういう使い方なら、ほぼ無限に近い数のコンテンツを堪能することができて、幸せな気分になれますので…。