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目標1,000はてブ超え!? 注目記事を研究してテンプレを作ってみた

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■はじめに

ここ数日、大学を中退して起業家を目指すことを宣言した大学生ブロガーの記事が注目を集めているようです。お時間のある方は、一度ご覧になっていただくのも結構ですが、驚くべきことにはてなブックマーク数は軽く1,000を超えており、また他の数多くのブログでも言及されています。

2月ほど前には、就職活動中の大学生が、数十社の会社の採用試験を受けて内定が一つも貰えなかった結果、フリーランスになることを宣言した記事もありました。こちらも、800件を超えるはてなブックマークを集めており、同様に多くのブログで言及されています。

筆者には、ブログで報告されるであろう今後の行く末を見守ることしかできません。しかし、これらの記事が多大な注目とはてなブックマークを集めたことにあやかり、注目を集めるためのエッセンスを抽出した記事のテンプレートを作ってみようと思いました。


■導入部分

こんにちは、○○です。

気が付けば、もう大学3年の後期を迎える時期になりました。まわりの同級生もインターンやら何やらでいそいそし始めました。

ぼくもそろそろ、今後の人生を真剣に考えないといけない時期にきているということです。

しかし、ぼくにはどうしても、まわりの同級生と同じように就職活動をして、卒業したらそのまま就職という、決まりきったレールの上を歩いていくような人生を選びたくないのです。

そうしてこの度ぼくは、就職せずにフリーランスとして生きていく道を選ぶことを決意しました。

導入はこのような感じで、自分の現在の状況を語るとともに、決意を表明するといったところです。この時点である程度、頭空っぽ感を醸し出すことができれば上々です。


■大学生活の振り返りと就職への疑念

ぼくのこれまでの人生は、本当に平々凡々なものでした。まわりのみんなと同じように「何となく」受験して入学した今の大学。

大学に入ると、サークル活動には力を注ぎました。サークルの仲間と企画した、いくつかのイベント。サークルの宴会代ぐらいは自分で稼ごうと思って始めたアルバイト。2年の春に行った海外旅行では見聞も広がりました。

それなりに充実していたようですが、どこにでもいる、ありきたりな大学生の典型の生活。何かが足りない。このままみんなと同じように凡庸な大学生活を続けるのか?

そして惰性のように就職活動を行い大学を卒業したら、その後は会社という組織の中で安穏として自分の人生を終えて良いのだろうか? という疑問がいつからか芽生えてきたのです。

前半は自分の過ごしてきたつまらない大学生活を振り返る部分です。自分がつまらない人間だということを申し述べるのに加え、まわりの人間も同一視する余計なお世話がポイントです。

テンプレートでは、大学生活のことしか触れませんでしたが、さらに誰も興味のないであろう小中学校・高校時代の話を無駄にだらだらと書いてみるのも良いでしょう。

後半は、このまま卒業して就職することに対する疑問の念を書いています。ポイントは、ろくに社会も知らない学生が、会社勤めを安穏とした人生と言い切るところです。悪気を感じさせず、ただ頭空っぽだから仕方ないよねと思わせるのが難しいところです。


■ブログに自負と自信

そんな大学生活でしたが、2年の夏にブログで稼ぐことができるということを知りました。同じ大学生でも、すでに新卒の社会人以上に稼いでいる学生ブロガーもいるというのです。

これは大きな衝撃でした。いてもたってもいられず、某ブログカレッジに入会しました。ブログ初心者のぼくでしたが、カレッジの仲間と切磋琢磨するうちに、ブログで月に数万円を稼ぐことができるようになりました。

平凡で何も秀でたところの無かった大学生のぼくですが、このブログのおかげで自分に自信を持つことができたのです。このブログとともに、自分ももっと成長していけるのではないか? それが、ぼくにレールを外れたいと思わせたのかもしれません。

ブログカレッジのくだりは、実はどうだって構いません。しかし、ブログで小銭を稼げるようになると、心が大きくなるものです。何か勘違いしているだろうと思わせるのが大事なところです。ただここも、あくまで天然であること、そしてそれが可哀想な感じまで引き出せたなら、もう言うことはありません。


■フリーランス宣言

このまま、決められたレールの上を歩くだけの人生。安定を手にすることができたとしても、そこに何の魅力も感じることができない自分がいました。

安易に会社という組織に身を置くのではなく、フリーランスとして生きていく。レールを外れることで、リスクを背負うことになったとしても、自分の責任で自分だけのオリジナルな人生を歩いて行きたい!

それには何よりも、まず一歩踏み出さないと、自分の人生は動き始めないと感じたのです。皆はリクルートスーツに身を包み、自分を殺しながら就職活動に精を出す間、ぼくはブログの収益力をアップする取り組みを行います。

できたら大学を卒業するまで、親元にいる間に何とか自分の食い扶持を稼げるぐらいになりたいものです。

何かよく分からないながら、フリーランス宣言をしてみせます。このあたりにくると、何をしたいのか、何を言いたいのかさっぱり分からない文章になっていても構いません。誰も真面目に読んでいませんから。ただ、最後の一文のように甘えた考えをちらつかせておくのは大切です。


■最後は熱く締める

自分の人生は自分だけのもの。そしてチャンスは一度限り。今ぼくはここで、就職活動という退路を断ち、レールから外れて自分の道を歩いていくことを宣言します。

フリーランスになって何をするか? 明確なビジョンはまだありませんが、小舟は大海に向けて漕ぎだしたのです。

最後の締めです。フリーランスになって何をするかなんて、どうだって構いません。何かを成し遂げたわけでなく、ただただ、「就職活動しないこと」を宣言しただけです。しかし、それをいかに自己陶酔して格好良く書ききることができるかが魅せどころです。


■さいごに

筆者はこの手の記事を書く人というのは、何も悪気はなく、ただ素直で善良な人だと思うのです。しかし、そうであるために、図らずもこんなことになってしまうのでしょう。冒頭に書いたとおり、筆者にはブログでの報告を見守ることしかできませんが、それぞれ思うとおりの人生を歩んでいかれることを祈念します。本当に。


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