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ファミ通の付録のファミスタ下敷きと初代ファミスタの思い出

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■はじめに

最近、ファミコン関連の記事を2つほど書きました。2016年現在のファミコンに関係するニュースを取り上げてみたのが次の記事。


こちらは11月10日に発売されるとの発表があった、ニンテンドークラシックミニファミコンの記事です。


40過ぎのおっさんがファミコン、ファミコンと言っているのもいかがなものか…という思いは全くなく、懐かしいものは懐かしいのです。

Googleで検索してみると、懐かしいファミコン関連の情報が引っ掛かってくるので、ついつい読みふけってしまいます。Googleを搭載したスマホというものは、なんとも時間泥棒ですね。


■見つけたのはファミスタ下敷き

そんな中で、今度見つけたのは、大昔のファミコン通信の付録として付いていた、ファミスタ(初代)の下敷きでした。

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表・裏の両面を使って、初代ファミスタの全選手のデータが書かれているものです。当時、筆者も確かに同じものを持っていました。筆者は、このようなデータが並んでいるモノを見るのが大好きで、当時もこの下敷きを嬉々としながら、じっと眺めていた記憶があります。


■ファミスタの思い出

正式な名称は「プロ野球ファミリースタジアム」、発売日は1986年12月10日。不思議なことに、ソフトをいつどういう経緯で買ってもらったのかの記憶が全く残っていません。しかし、筆者が最も多くの回数プレイしたゲームだと思います。

選手は寸胴でデフォルメされた、一律のグラフィックですが、選手名とデータが違いだけで選手の「個性」を感じることができました。

バッティングは、ボールを捉えた瞬間のバットの角度によって、引っ張る/流すと打ち分けることができました。守備もスローイングにはコツがあり、どの塁に送球するかを示す十字キーとAボタンを押すタイミングが同時に近付くほど、早い送球が可能となるというものでした。

このあたりは、やればやるほど上手くなるのが実感できる操作性であり、ファミコンの野球ゲームの中では随一でした。


■まだまだ尽きない思い出

1Pでコンピュータ相手に何試合もプレイしましたが、やはり2Pの対戦が真骨頂です。発売されたのは筆者が小学生の頃でしたが、中学生になっても、高校生になっても、大学生になっても、同年代にとってファミスタは、共通の対戦ツールでした。勝つと本当に嬉しいですし、負けると真剣に悔しかったものです。

そう言えば、ウォッチモードというコンピュータ同士の対戦を、ただ見るだけのモードがあるのですが、それを見ながらノートに全打席の結果を記録するようなこともしていた気がします。

ファミスタのことについては、書きはじめると終わらなくなりますので、このあたりに留めておきたいと思います。


■各チームの思い出

初代ファミスタに登場するのは全10チーム。最後に各チームの特徴などを書き連ねてみます。


G:ガイアンツ

さすがに選手全体の能力バランスが良いガイアンツ、チャンピオンチームの位置付けでしょうか。代打の4番手にいる「おう」は反則です。投手では先発「えがわ」のカーブの切れが反則その2でした。当然強いのですが、アンチGの筆者は、対戦でこのチームを使うことは絶対にありませんでした。


L:ライオネルズ

「わたなへ」「ひかしお」「くどう」「かく」と、それぞれ持ち味が異なる強力な投手陣を抱えるライオネルズです。「かく」の球速は別格で、ひとり飛び抜けた160kmの数値です。「あきやま」「きよはら」を擁する打線もなかなかのもので、初代ファミスタにおける強豪チームの一つでした。


R:レールウェイズ

連合チームその1は、パ・リーグ関西の鉄道会社の球団(阪急&近鉄&南海)の混成チーム、レールウェイズです。個々のチームのファンの方は、複雑な気分なのかもしれませんが、さすがにチーム力は強力です。打線は力のある選手が並んでおり、代打陣も豪華な顔ぶれです。投手陣もそこそこですが、どうしても打撃力が勝って見えます。ちなみに、ファミスタ87では、阪急がブラボーズとして独立しました。


C:カーズ

走攻守のバランスが良く、俊足巧打の左打者が多くて使いやすいイメージがあるカーズです。エース「きたへふ」を中心に優秀な陣容です。いわゆる強打者がいないので、爆発力に欠けるのは致し方ないでしょう。


T:タイタンズ

我らが阪神をモデルにしたタイタンズ。発売年度は1986年度のはずですが、選手のデータは日本一になった1985年の成績に準拠していると思われます。したがって、先頭打者「まゆみ」と「ばあす」「かけふ」「おかだ」のクリーンアップは超絶に強力です。先発投手は、やや心もとないですが、何点取られようが、打って打って取り返すのがタイタンズの戦い方です。筆者は初代ファミスタが一番好きですが、タイタンズが強いのが、その理由の一つです。暗黒時代に突入して以降は、ゲーム中でもヘロヘロに弱体化していきます。


F:フーズフーズ

連合チームその2、フーズフーズはパ・リーグ関東の食品関連の2球団(ロッテ&日ハム)の混成チームでした。俊足巧打の選手が多いのが特徴ですが、やはり打線の中では「おちあい」はタイタンズの「ばあす」と並んで別格。バットに当たると、ボールはピンポン球のように飛んでいきました。ちなみに4人の投手が全て右投げなのは、フーズフーズだけです。


W:ホイールズ

「やしき」「かとう」「ゆたか」のスーパーカートリオが売りのホイールズ。先頭からのこの3人の俊足左打者トリオと、下位打線にも「たかはし」と代打の「むらおか」で固めて、とにかく足でかき回すのが得意の戦い方です。ちなみに「たかはし」は左打者のはずですが、下敷きでは右打者になっています。


D:ドラサンズ

初代ファミスタでは、かなり地味なドラサンズです。「げいり」を4番に据えた打線は小ぢんまりとまとまっています。投手陣もエースの「こまつ」を中心に、なかなか優秀です。しかし、地味なイメージでした。筆者に取り立ててファンでもアンチでもないので、ドラサンズを使うことはほとんどありませんでした。


S:スパローズ

全体的に選手の能力は振るわず、ナムコスターズを除くと最下位のポジションに位置するスパローズ。ただ、投手4番手の「やすだ」は、ガイアンツの「おう」とともに、『引退しているはずの選手』枠として登場。ヘロヘロ魔球よろしく、左右に大きく曲がる変化球は変幻自在でした。


N:ナムコスターズ

ナムコ製のゲームに登場するキャラクターたちで構成された、架空のチームがナムコスターズです。基本的に選手の能力は低めですが、反則的な走力を持った「ぴの」や不動の4番打者「ぱつく」、個性派が揃った投手陣を駆使すれば、勝機はありました。

そう言えば、過去にはこんな記事も書いていましたね。



■さいごに

ファミスタは毎年、選手データを最新化しながら、少しずつマイナーチェンジされていきました。しかし、初代ファミスタですでに完成形になっていたので、筆者にとっては初代がベスト・オブ・野球ゲームです。何試合プレイしたかは分かりませんが、思い出は尽きません。


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