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舛添要一氏も:タレント・芸能人が主役のファミコンソフトたち

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■はじめに

今まさに政治資金の私的流用問題などで苦境に立たされている、東京都知事の舛添要一さん。自業自得の感がありますが、もう辞任は時間の問題でしょうか。そんな舛添さんをメインキャラクターに据えたファミコンソフトの価格が急騰しているという話です。

ヤフオクで1万円以上で落札されたり、新品がAmazonでは3万円以上で出品されたり…。世間一般の評価は芳しくない、いわゆる「クソゲー」なわけで、こんなことにならなければ注目もされることがない代物なのでしょうけどね。

そんなわけで、今回はタレントや芸能人など、有名人が主役のファミコンソフトを集めてみました。筆者のようなファミコン世代の方には懐かしく、そうでない方には新鮮なのではないかと思います。


■舛添要一 朝までファミコン


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さて、今話題の舛添要一さんが主役の作品ですね。Wikipediaの言葉を借りますと、「会社の大プロジェクトを成功させるために、各方面で奔走するビジネスマンが主人公のアドベンチャーゲームである」ということです。舛添さんの役どころは、主人公のお助け役ということです。

なお、発売日は1992年の4月なので、なんと9ヵ月前にはスーパーファミコンでFF4がすでに発売されているのです。このタイミングで、旧世代ハードのファミコン用ソフトとして企画するとは恐るべし…。

残念ながら、筆者は未プレイでした。前述のとおり、想像に違わぬクソゲーの評価です。パッケージの精悍な写真が物悲しいですね…。


■たけしの挑戦状

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続いては「たけしの挑戦状」ですが、タレントもののファミコンソフトでは、この作品が一番有名なのではないでしょうか。理不尽で不条理なシステム、ノーヒントではクリア不可能な謎解きなど、ゲームとしては崩壊しているため、クソゲーやバカゲーの代表作として評価されていますね。

Wikipediaには、いろいろと裏話的なことが書かれているので、興味深いです。

たけしの挑戦状 - Wikipedia

たけしさん本人と軍団による、あの「フライデー襲撃事件」が発生したのが、ちょうどソフト発売日の前日だったり…。筆者もあらためて知りました。

しかし、発売元のタイトーも、今やスクウェア・エニックスの子会社になっているのも、はじめて知りました。ゲーム業界は本当に諸行無常です。


■さんまの名探偵

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明石家さんまさんがメインキャラクターのアドベンチャーゲームです。タレントもののゲームの中では珍しく(?)しっかり作り込まれた良作でした。筆者は攻略本なしでクリアすることができました。

ボートレースやギャラクシアンのパロディー「ギャラクシガニ」などのミニゲーム一つ一つも、しっかり作られており、さすがナムコというところでした。

さんまさん以外にも吉本の芸人が多数登場しますが、それぞれドット絵ながら特徴を捉えて描画されていましたね。


■ラサール石井のチャイルズクエスト

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先ほどの「さんまの名探偵」と同じく、発売元はナムコですが、本作はややマイナーかもしれません。筆者は未プレイなので、ほとんど語れることがありません…。懐かしさも感じない…。

これでは終わってしまうので、Googleのお世話になりますと、どうやら実在のお笑いアイドルグループ「チャイルズ」をプロデュースするRPGのようです。

そしてこの「チャイルズ」、磯野貴理子さんがリーダーだったようですね。なるほど…。あまりテンションは上がりませんか。まあ、そんなところですかね。


■田代まさしのプリンセスがいっぱい

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続いては、田代まさしさんです。家庭用ゲームソフトの主人公になる芸能人なんて、ごく限られた一部の人だけでした。田代まさしさんも、当時はマルチタレントとして活躍していましたが、この頃が絶頂期だったのかもしれませんね。

この頃から、すでに心に闇を抱えていたのでしょうか、そこからは不祥事の連続でした。女性の下着の盗撮、男性の風呂場覗き、覚醒剤所持、人身事故、銃刀法違反、コカイン所持…。怒涛のような逮捕歴です。

さて、ゲームの話ですが、筆者はプレイしたことがないので内容は良く知りません…。アクションゲームのようですが、操作性が劣悪など、かなり散々な評価でした。


■所さんのまもるもせめるも

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次は所ジョージさんが全面監修した作品です。時間制限制の横スクロールアクションゲームで、主人公の所ジョージさんが、東京都の千代田区から所沢市の自宅を目指すという内容のようです。

ということで、このゲームも筆者はプレイしたことがありません…。何やら電波系だとか、理不尽だとか、エンディングが意味不明だとか、クソゲーだとかいう評価を目にします。プレイしたことがないので、良く分かりませんが…。

ちなみに発売元のエピックソニーレコードは、なかなかのクソゲーメーカーで、前述の「田代まさしのプリンセスがいっぱい」も同社のものです。しかし、この会社がプレイステーションを開発したSCEの母体だというのは、今般新たに仕入れた豆知識です。


■聖飢魔II 悪魔の逆襲

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当時に話題と人気を博していたヘビメタバンド「聖飢魔II」をメインキャラクターにした横スクロール型のアクションゲームです。
デーモン小暮閣下を操作し、連れ去られたメンバーを救出しながら、宿敵の神「ゼウス」を倒して、奪われた悪魔教典を取り返して悪魔寺で大黒ミサ(コンサート)を開くのが目的…という内容です。未プレイにつき、Wikipediaを参考に書きました。

アクションゲームとしては作りが悪く、さらに残念なことにBGMの質もかなり悪いということで、クソゲー認定されています。

スマホで「せいきまつ」と入力すると、変換候補に「聖飢魔II」と出てきたのが新たな発見でした。


■中山美穂のトキメキハイスクール

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筆者にとって中山美穂さんといえば、「毎度おさわがせします」で悶々とさせられたのが想い出ですが、そんな彼女とのタイアップ作品が本作です。

コマンド選択型のアドベンチャーゲームですが、ゲーム中に出てくる電話番号に電話をかけると、ゲームのヒントや中山美穂さんからのメッセージを聞けるなどがセールスポイントでした。

開発元・発売元ともに任天堂ですが、開発にはスクウェアが関わっており、ゲームの質としては、しっかりした作りだったようです。例によって、実際にプレイしたことはないのですが…。

ちなみに、ゲーム中に出てきた番号に今現在、電話してみるとどうなるか…? については、こちらの記事に紹介されていました。

『中山美穂のトキメキハイスクール』の電話番号にかけるとトヨタにつながる - スズキオンライン


■リサの妖精伝説

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こちらはアイドルの立花理佐さんとのタイアップ作品です。コマンド選択型のアドベンチャーゲームで、発売元はコナミです。「中山美穂のトキメキハイスクール」が学園ものだったのに対して、本作はファンタジーでありメルヘン的な世界が舞台です。ゲーム中に出てくる電話番号に実際に電話すると、ゲームのヒントが聞けるというシステムは同様ですね。

ちなみに、立花理佐さんも、「毎度おさわがせします」のシリーズ3にヒロインとして出演していました。


■光GENJI ローラーパニック

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お揃いのボーダーのTシャツが良い感じのパッケージ写真です。もちろんプレイしたことがありません。仕方ないので、Wikipediaから引用してみます。

「盗まれたローラースケートを取り返すため、光GENJIのメンバー1人と組んで事件を解く。生年月日、誰と組むか、言われたい一言を決め、場所を回り捜査、目撃証言を集め犯人を問い詰めるとスケートを返してくれる。これを7人分繰り返し全員分集めるとクリアになる」

コマンド選択型のアドベンチャーゲームらしいのですが、設定は意味不明ですね。7回繰り返すという表現からも、面倒な臭さしか感じられません。評価としては、グラフィックの質が劣悪だったり、アドベンチャーゲームとしても作りが投げやりだったりと、クソゲー認定されています。ファンの方がプレイしてどう感じるのでしょうね。そもそも、ファンだからといって買うのかも疑問ですが…。


■TM NETWORK LIVE IN POWER BOWL

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TM NETWORKもファミコンゲームに登場していました。例によってプレイしたことがないので、Wikipediaから少し引用すると…
「1999年、地球滅亡直前の状況を目撃した主人公が、突然1989年のTM NETWORKのレコーディングスタジオにタイムスリップし、TM NETWORKと共に人類滅亡を阻止するタイムパラドックスが絡むSFアドベンチャーゲーム」
ボーリングのゲームっぽいタイトルですが、関係ありませんでしたね。TM NETWORKですものね。

内容が薄いわりに理不尽に難易度が高く、これまたクソゲーと評価されています。本作もエピックソニーレコードから発売されたものでした。なるほど。


■さいごに

あらためて並べてみると、一部を除いては、ことごとくクソゲーと評される作品揃い…。実際にプレイしたことがあるのは「さんまの名探偵」ぐらいで、ほかの作品は正直、良く分かりません。まあ、各ゲームの評価を見ていると、手を出さなくて良かったということでしょう。ネタとして眺めているのが正解ですね。


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