ネガティブ思考からポジティブ思考に転じる、一つの方法
■はじめに
冒頭で言うのも何ですが、なんだか偉そうなタイトルを付けてしまったものです。しかし、タイトル負けしないように書こうと思います。
実は今回は、自分自身に言い聞かせるために書いてみようと考えています。時間がたってから読み返した時にも、自分自身で、ああそうだよな、と思えるような内容になっていたら良いなと思います。
■ポジティブな方が良い、がスタート地点
そもそも、ネガティブよりもポジティブな方が良いですよね。ポジティブな思考は、好循環を生み出します。逆にネガティブな思考は、悪循環しか生み出しません。
ポジティブな思考を持つ人からは、エネルギーが溢れ出るのを感じます。ネガティブな人には、エネルギーを吸いとられる感じがします。
周りにいませんか? 事あるごとに、どんどん負のスパイラルに陥っていく人が。そんな人はたいてい、ネガティブな考えに支配されているものです。逆に、自然と何事も上手く回っていくように見える人もいませんか? そんな人の頭の中は、驚くほどポジティブです。後者になりたくないですか? なりたいですよね?
■一つの方法
では、どうすればポジティブな思考に転じることができるのか? ごくシンプルに考えてみましょう。
ポジティブな思考になる方法、それはすなわち、何事も「こうすればできる」と考えることです。できない理由をさがすのではなく、「どうすればできるか」を考えるということですね。
ごく簡単に書いてしまいましたが、実際には物事はそう簡単には進まないと思われるでしょう。しかし、考え方を変えるだけです。実際にできる・できないは、「どうすればできるか」という境地に立ってから考えることです。
■全ては物事の捉え方
この考え方は、いろいろな局面で応用できます。
たとえば、トラブルの事案が発生した。解決期限は1週間。こんなシチュエーションに陥ったとしましょう。「あと1週間しかない」と考えますか? それとも「まだ1週間もある」と考えますか?
「あと1週間もある」→「何ができるか考えよう」の方が楽しくありませんか?
たとえば、かつて経験したことのない重要な仕事を任されたとしましょう。「失敗して迷惑をかけたら申し訳ない」と考えますか? 「はじめてなんだから失敗しても仕方がない」と考えますか?
「失敗しても仕方がない」→「まずは今何ができるか考えよう」と思わないとはじまらないですよね?
前述のとおり、物事はそんなに簡単ではなく、様々な要素が複雑に絡み合っています。しかし極力シンプルに、最初の受け止め方は全て前向きに捉えるということです。
■次のアクションへ
今、置かれている状況、これをネガティブな自分とポジティブな自分、それぞれ客観的に捉えて、ノートに書いてみるのも良いと思います。
「ほかの仕事を抱えながら、1週間の期限でこの事案に対応するのは不可能」
「あと1週間、これだけの時間を捻出できれば、充分対応できる」
さあ、次のアクションの指針が見えてくるのではないでしょうか?
■さいごに
冒頭で書いたとおり、自分自身に言い聞かせるつもりで書いてみました。コーチングの専門家でもない筆者が、自分なりの考えに沿って書いたものなので、稚拙な内容なのでしょうが…。
それでも、自分自身にとっての拠りどころの一つにしたいなと思います。また、たまたま読んでくださった方にも、何か感じてもらえる部分があれば幸いです。