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かわいい娘を持つ諸兄へ ~ 年頃の娘の父親離れは必然です

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■はじめに

先週は会社関係の懇親会がありました。洒落たイタリアンで、飲み放題メニューの中には30種類ほどのワインも含まれるという素敵な店でした。普段はもっぱらビールの筆者ですが、せっかくなのでワインもそこそこいただきました。料理も美味しかったです。

さて、宴会にはうちの会社の役員の一人もいらしており、筆者はお隣の席になりました。自分の業務エリアの担当役員でもないので、過剰に気を使うこともありません。飲みはじめたら、ただの気のいいじいさんという感じでした(失礼します…)。いろいろ苦労されてきた中で役員の立場になられた方だけに、ありがたい話も多く聞かせていただきましたが、中でも一つ勉強になる話がありました。


■話題は娘の話に

筆者の娘の話になり、小学生の高学年になるが、まだまだ父親になついていること、風呂も一緒に入っている、なんて話をしていました。あと5年はこの調子でいきますよ、みたいなことも言いました。その時にこのじいさん(再々失礼…)が、それは無理だよと申されたあとにされた話が、次のような内容でした。


■娘が父親から離れるのには確かな理由があるということ

小さい頃からパパと仲良しで、ともすれば結婚するならパパのような人と!なんて言われると、父親はもうメロメロなわけです。そんな娘も早ければ高学年、遅くても中学校に入る頃には思春期を迎えます。その時期になると、あれほどパパ大好き!だった娘が、突然父親を嫌悪の対象ととらえるようになります。前は一緒に風呂に入っていたくせに、「パパの入った後の風呂には入りたくない」だの「パパのものと一緒に洗濯しないで」などと言い出すらしいではないですか。しかしこれは必然のことであり、生物学的にいたって正常なことでもあるというのです。


■全てはDNAによるもの

男性のDNAは、子孫を遺すために生殖能力の高い若い女性を欲するように作られています。自分の娘であっても、その要求にストップが掛からないこともあります。そうすると、近親交配が起きてしまうことになります。近親交配によって産まれた子は劣勢遺伝により、障害を持つ可能性が高まります。これを抑制するのもまた、DNAの持つ仕組みなのです。

思春期を迎えて生殖能力を備え始めた女性は、もっとも近いDNAを持つ父親を遠ざけようとする仕組みがDNAに組み込まれていると言うのです。すなわち、年頃の娘が父親から離れるのはDNAがそうさせているのだそうです。逆に考えると、父親を嫌いになる娘は、自分の娘である証でもあるのですね…。


■大丈夫、また娘は戻ってきます

一度は離れてしまった娘も、また時がたてば父親に戻ってきます。これもまたDNAが一役買っており、近親交配の危機を超え、娘が誰かとの間に子供を授かると、その子供を守らなければなりません。もっとも近いDNAを持つ父親を、今度はもっとも信頼できる異性として頼りにしようとするのですね。


■さいごに

この話を聞いて、いかにも「なるほど!」と思いました。さすがじいさん(再々々で失礼)、人生の大先輩です。さて、勉強にはなりましたが、やはり筆者も一度は娘に嫌われてしまうということですね…。嫌われなかったとしたら、それはそれで話は複雑…。


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