eco検定に合格しました~今日からエコピープル
■はじめに
昨年末に一つ、検定試験を受験していました。東京商工会議所が主催の第19回eco検定です。
そして一昨日、合格証が届きました。受験日に自己採点をしてから少し時間が空いたので、合格証のことを忘れていましたが…。無事に合格ということで、良かったです。
■ほぼ自己採点通りの結果でした
他の商工会議所の検定と同様に、試験結果の詳細も同封されていました。少し画像が見にくくて恐縮ですが、結果は次の通りでした。100点満点中の93点と、ほぼ自己採点の結果通りの成績でした。
個人の成績とともに、受験者数・合格者数・合格率のデータも掲載されています。今回の合格率は52.7%でしたので、最近5回の試験のデータ(下表)と照らしてみると、標準的な水準でしょうか。
実施回 | 試験日 | 受験者数 | 合格率 |
---|---|---|---|
第18回 | 2015年7月26日 | 13,264人 | 62.3% |
第17回 | 2014年12月14日 | 14,642人 | 48.6% |
第16回 | 2014年7月27日 | 13,575人 | 52.7% |
第15回 | 2013年12月15日 | 13,319人 | 63.2% |
第14回 | 2013年7月21日 | 15,026人 | 58.0% |
■勉強方法の振り返り
では、受験に臨むまでに使用した教材と勉強方法を振り返ってみます。
公式テキスト
最初に公式テキストの最新版( 改訂5版)を購入しました。主催団体の東京商工会議所から発刊されているものなので、内容の網羅性と信頼性は間違いありません。しかしこの公式テキストは、「ここがポイント」といったアクセントがないので、独学で読み進めるのはなかなか退屈…。試験勉強用としては、少し厳しいかもしれません。
公式以外のテキスト
公式テキストでの独習が滞ってしまいそうだったので、別のテキストを購入しました。新星出版社の「まるごと覚えるeco検定ポイントレッスン」です。ポイントが整理されていて図も多く使用されています。章単位で確認問題、巻末には模擬試験問題が掲載されているので、試験対策としては公式テキストよりも適していました。2008年6月の発売とかなり古いものでしたが、一通りの内容を掴むのには充分でした。
問題集
試験日が近づいてから、公式の問題集も購入しました。時間の関係で1周しかできませんでしたが、それでも最後の確認の位置付けで、知識の定着に効果がありました。
このような感じで、10月末に申込みを済ませてから1ヵ月半程度の勉強期間でしたが、本試験では9割以上の得点を得ることができました。 「落とすための試験」ではなく、広く多くの人に環境問題を考えるきっかけを提供したいという主旨の検定なので、しっかり勉強すれば充分合格ラインを超えることができると思います。
■エコピープルの仲間入り
検定に合格すると、エコピープル支援協議会のサイトからエコピープル登録を行うことができます。登録することで、次の4点の特典があるようです。
①エコピープルマークの使用ができる
②WEBサイトやメールマガジンに自分の活動や催事情報を掲載できる
③エコピープル限定割引・特典などの情報のメールマガジンが届く
④WEBサイトに、個人やユニットの活動をPRできる紹介ページをもつことができる
どれもすぐに何かの役に立つというものでもありませんが、とりあえず登録を行いました。
ちなみに今はキャンペーン期間中ということで、抽選でオリジナルタオルがプレゼントされるようです。
■さいごに
自分の仕事には全く関連のない分野ですが、以前から興味のあったのが、このeco検定です。勉強を始めてからは環境問題に関するニュースや新聞記事を意識して見たり読んだりするようになりました。また、節水・節電やゴミの分別の意識が高まる契機になりました。試験は終わりましたが、今後もこの意識を持ち続けていきたいと思います。