プロマネ試験に向けて~「論文試験は簡単だ!」を購入しました
■はじめに
平成28年の春期の情報処理試験は、プロジェクトマネージャ試験を受験しようと考えています。
昨年に情報セキュリティスペシャリストとネットワークスペシャリストに合格することができましたので、その勢いに乗って、次のプロジェクトマネージャにも合格できるように頑張ろうと思っています。
■初めての論文試験
情報セキュリティスペシャリスト、ネットワークスペシャリストはどちらも高度区分の試験ですが、論文問題(論述式問題)のない試験でした。しかし、今回挑戦しようとしているプロジェクトマネージャは、論文問題のある試験です。
昨年の秋期試験では、ネットワークスペシャリストかシステムアーキテクトのどちらを受験しようかと迷いました。結局「論文問題は自分にはハードルが高すぎる」と思い、消去法的にネットワークを選びました。
次の春期試験では、論文問題ではないスペシャリスト系の試験区分はデータベースかエンベッドシステムのどちらかになります。しかし、どちらも筆者の業務から少し遠い内容です。そうなると、もう論文試験を避けては通ることができないと思い至りました。
■「論文試験は簡単だ!」
先般の記事で書いたのですが、既に「情報処理教科書 プロジェクトマネージャ」の2012年度版を購入して、勉強を始めました。一方で、昨年の秋に何の試験を受けるか迷っていた時にも気になっていたのが「論文試験は簡単だ!」という一冊でした。昨日、書店を覗いた際に店頭にありましたので、購入してみました。
本書の著者は、ネットワークスペシャリスト試験の対策本の「ネスペ道」「ネスペの剣」、情報セキュリティスペシャリスト試験の対策本「セスペ」シリーズの著者でもある、左門至峰さんです。情報処理試験対策の書籍としては格安の540円(税込)という価格です。
■試験対策ではなく「意識付け」のための一冊
著者の左門さんも文中で書いている通り、本書の目的は論文試験に対する苦手意識を払拭することであり、具体的な試験対策にはほとんど触れていません。情報処理試験の対策本としては、特異な一冊です。参考までに本書の章立てを紹介しておきます。
1章 なぜ論文試験は簡単なのか
2章 論文の資格を取る意義
3章 合格のコツと勉強法
4章 論文の書き方とコツ
5章 合格体験談
参考 合格復元論文
筆者は購入してすぐに「はじめに」のページを読み終えると、そのまま一気に第3章まで読み進めました。昔は相当なひねくれ者でしたが、最近はどんどん単純になっている筆者です。ここまでの内容を読んだ時点で、モチベーションが最大に高まるとともに、論文問題も何とかなりそうな気になってきました。まさに著者の狙い通りですね…というのは半分冗談ですが、資格を取る意義についての著者の考え方には、非常に共感しました。本当に、十数年前の自分に読ませてやりたい…。
■さいごに
年もあけて、試験日まで約3ヵ月半となりました。しかしこれも気持ちの持ち方一つで、まだ3ヵ月以上の時間があるということです。万全とは言わないまでも、できる限りの準備を整えて当日の試験に臨みたいと思います。
同じく春期試験の受験を予定されている皆さんも、良い結果が得られますよう、お互い頑張りましょう。