米国立博物館が選んだ「ゲームの殿堂入り6作品」の動画
■はじめに
アメリカのニューヨークにある、おもちゃやビデオゲームなどエンターテイメントを専門にした「ストロング国立演劇博物館」が、あらゆる種類のビデオゲームを対象にしたビデオゲームの殿堂を新設しました。
2015年の6月の話ことなので、少し前の話になりますが、最終選考に残った15作品の中から殿堂入りの6作品が選定されました。殿堂入りの中には日本の作品も含まれていました。
今回は、殿堂入り6作品を動画とともに紹介します。
■その前に:最終選考に残ったのは15作品
最終選考に残った15作品は以下の通りです。日本の作品ではないものも含め、ほとんどは聞いたことのある作品なのではないでしょうか?
・Minecraft: Mojang(2009年)
・Angry Birds:Rovio(2009年)
・DOOM:id Software(1993年)
・FIFA: Electronic Arts(1993年)
・The Legend of Zelda(ゼルダの伝説):任天堂(1986年)
・The Oregon Trail:MECC(1971年)
・Pac-Man(パックマン):バンダイナムコ(1980年)
・Pokemon(ポケットモンスター):任天堂(1996年)
・Pong:アタリ(1972年)
・The Sims:Maxis(2000年)
・Sonic the Hedgehog(ソニック・ザ・ヘッジホッグ):SEGA(1991年)
・Space Invaders(スペース・インベーダー):タイトー(1978年)
・Super Mario Bros.(スーパーマリオブラザーズ):任天堂(1985年)
・TETRIS:Alexey Pajitnov(1984年)
・World of Warcraft:Blizzard Entertainment(2004年)
では、この中から殿堂入りした作品を年代順に紹介していきたいと思います。
■Pong
1972年にアタリから発表された、卓球をコンセプトにした2人のプレイヤーがボールを打ち合いスコアを競い合うゲームです。1970年代にアーケードゲームの一時代を築いた功績から選考されたようです。
■パックマン
1980年にナムコからリリースされたアーケードゲームの「パックマン」です。日本製のゲームとして堂々の殿堂入りです。パックマンは「最も成功した業務用ゲーム機」としてギネス・ワールド・レコーズより認定を受けています。
■テトリス
1984年に旧ソビエト連邦の科学者により教育用ソフトとして開発され、世界中で大流行した「テトリス」です。落ち物パズルというジャンルを確立しました。
■スーパーマリオブラザーズ
日本製のゲームとして殿堂入りした、もう一つの作品です。ファミコン用のアクションゲームとして、1985年に任天堂から販売が開始されました。 日本国内で681万本以上、全世界では4,024万本以上を売り上げ、「世界一売れたゲーム」としてギネスブックにも登録されています。
■DOOM
「DOOM」は、id Softwareが1993年に開発し、PC-DOS用のシェアウェアで公開された後に大流行しました。FPS(ファーストパーソン・シューティングゲーム)というジャンルを確立した作品です。
■World of Warcraft
「World of Warcraft」はMMORPG(Massively Multiplayer Online Role-Playing Game)というジャンルのオンラインゲームです。Blizzard Entertainmentから2004年に発売され、2015年時点でMMORPGの中では最高販売数を記録し、「最多登録者数のMMORPG」としてギネスブックにも登録されています。
■さいごに
以上が殿堂入りの6作品でした。選考結果には人それぞれ、いろんな意見があるかもしれませんが、日本の作品が選ばれるのは嬉しいものです。
今後ビデオゲームがどんな発展をしていくのか興味深く見ていきたいです。なんてかしこまった話でもなく、ただ私はゲームをやるのも見るのも好きなので、面白いゲームが今後も登場し続けてくれることを願います。