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情報セキュリティ管理士試験に合格しました

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■はじめに

平成27年5月17日に実施された、第17回の情報セキュリティ管理士試験に合格しました。
メジャーな資格ではなく、インターネットで検索してもそう多くヒットしないようなので、簡単ではありますが受験した感想等をまとめてみました。

■情報セキュリティ管理士とは?

財団法人全日本情報学習振興協会が主催している民間資格です。

以下、公式サイトからの引用です。

情報セキュリティ管理士は、事務系・管理系の方々や、管理職の方に受験してほしい検定試験です。
企業の情報は、セキュリティ部門やネットワーク技術者だけでは護れません。ほとんどが事務・管理系の職場から漏洩しています。むしろコンピュータ部門や技術者の責任による情報漏洩はわずかだと言われています。
社員全員が、いつも、情報漏洩リスクに対する危機意識を持っていなければなりません。漏洩の90%以上がヒューマンエラーと言われています。全社の保護意識を高めることが漏洩を防ぐための唯一の方策です。意識向上のため多くの方々に受験していただきたいと思います。


試験は年4回実施されており、受験料は10,000(税抜)円です。
なお、合格者に発行される認定カードには2年間の有効期間が定められており、更新するには所定の手続き(および更新料)が必要です。

■受験した動機について

正直に言うと、情報セキュリティ管理士を取得していても、就職や転職に優位になるということはまずないでしょう。
情報セキュリティ関連の資格として最もメジャーなものは、やはりIPAの情報セキュリティスペシャリストですので、こちらを目指すのが妥当です。

そう言いながらも私自身は情報セキュリティ管理士を受験したわけですが、受験の申込みを行ったのは、春期(4月)の情報処理試験の情報セキュリティスペシャリスト試験に申込んだ後でした。

情報セキュリティスペシャリストの合格を目指して勉強していましたが、合格できなかった場合に情報セキュリティ管理士だけでも合格できれば、ショックを軽減することができるのではないかという、滑り止めのような感じで申込みをしました。
結局、情報セキュリティスペシャリストは幸いにも合格することができました。

■勉強方法について

情報セキュリティスペシャリストに比べると、試験の難易度はそう高くはありません。合格率も50%程度です。
問題数は180問と多いですが、○×問題の数の割合も高いです。応用情報を取得している方なら、技術関連のエリアは問題ないと思います。ただしセキュリティ総論はテキストの内容を覚えておかないと正答するのが難しい問題もあります。

公式テキストをしっかり読み、テキストの演習問題を一通りやっておけば、合格基準の7割は充分クリアできると思います。

■さいごに

この資格だけを取得しても、残念ながら大きなメリットはありません。試験で求められる内容もあまり深いレベルではないため、身に付けられる知識もそれなりの範囲にとどまります。
セキュリティ関連の勉強をするのであれば、情報セキュリティスペシャリストを取得するところまで目指すのが良いでしょう。


2015.9.22追記
先日、IPAから「情報セキュリティマネジメント試験」の増設に関するアナウンスが行われました。

情報セキュリティ管理士は、ますますマイナーなものになっていくのでは…と感じます。受験料は高いし、更新も面倒ですしね…


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